LinuCレベル2 201試験の例題と解説

201.1 カーネルの構成要素

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201試験の試験範囲から「201.1 カーネルの構成要素」についての例題を解いてみます。

このテーマでは、Linuxカーネルの構成要素・安定板(stable)と開発版(mainline)の区別など、Linuxのコアな部分に関する内容が含まれます。
把握することで早い速度で開発が進んでいくLinuxカーネルを見るポイントや、その開発状況を把握するヒントが得ることができるようになります。

Linucレベル2 201試験 出題範囲


例題

以下のLinuxカーネルバージョンのうち、開発版のものを全て選択せよ。

  1. 4.0.1
  2. 3.19-rc2
  3. 2.6.1
  4. 2.5.1

※この例題は実際の試験問題とは異なります。


解答と解説

正解は、「2. 3.19-rc2」と「4. 2.5.1」 です。

それ以外は、安定版のカーネルバージョンとなります。

Linuxカーネルバージョンは2.6のリリース初期までは、2.5.xが開発版カーネル、2.6.xが安定版カーネルと別々のコードベースとして管理されていました。

しかし、2.6の途中から一つのコードベースとなりました。

現在では、x.xx-rcx(xには数字が入る)となっているバージョンが開発版、x.xx.xxとなっているバージョンが安定版としてリリースされており、執筆時点では開発版の最新が5.3-rc5・安定版の最新が5.2.9となっています。

また、開発版はmainline・安定版はstableと呼ばれており、その他に長期サポートが行われるLTS(longterm)と呼ばれるものもあります。

Linuxカーネルの最新動向は、「https://www.kernel.org/」で確認することができます。


例題作成者

鯨井 貴博
(LinuCエヴァンジェリスト/登録インストラクター、LPI-Japanアカデミック認定校 Zeus IT Camp)

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