LinuCレベル3 304試験の例題と解説

主題330仮想化

330.5Libvirt および関連ツール

このエントリーをはてなブックマークに追加

LinuC 304試験の試験範囲から「330.5 Libvirt および関連ツール」についての例題を解いてみます。
分散仮想化ソリューションoVirtのストレージに関する知識を問う例題です。oVirtのストレージ管理について把握しておきましょう。

Linucレベル3 304試験 出題範囲


例題

oVirtにおいて、ISOストレージドメインで選択できるストレージタイプを選択してください。

  1. iSCSI
  2. Gluster
  3. Fibre Channel
  4. NFS

※この例題は実際の試験問題とは異なります。


解答と解説

正解は、「4. NFS」です。

oVirtは、エンタープライズ・インフラを管理するために設計された分散仮想化ソリューションです。
仮想環境で使用するホスト、ストレージ、ネットワークを統合的に管理することができます。

oVirtは、仮想マシンイメージやISOイメージを保存するストレージをストレージドメインという単位で管理します。
ストレージドメインは、「データストレージドメイン」「ISOストレージドメイン」「エクスポートストレージドメイン」の3つのタイプがあります。

1) データストレージドメイン
仮想マシンのハードディスクイメージを保存するためのデータドメインです。
ストレージタイプとして、NFS, iSCSI, Fibre Channel, Gluster から選択して使用することができます。

2) ISOストレージドメイン
Linuxのインストールメディア等のISOファイルを保存するためのデータドメインです。
ストレージタイプはNFSのみサポートされています。

3) エクスポートストレージドメイン
仮想マシンイメージをoVirt外の環境にコピーしたり移動したりする時に使用するデータドメインです。
oVirtの仮想マシンをバックアップするために使用することができます。
ストレージタイプはNFSのみサポートされています。

選択肢について解説します。

1.iSCSI
誤っています。
iSCSIはISOストレージドメインとして選択することはできません。
データストレージドメインとして使用することができます。

2.Gluster
誤っています。
GlusterはISOストレージドメインとして選択することはできません。
データストレージドメインとして使用することができます。

3.Fibre Channel
誤っています。
Fibre ChannelはISOストレージドメインとして選択することはできません。
データストレージドメインとして使用することができます。

4.NFS
正解です。
ISOストレージドメインで選択できるストレージタイプはNFSのみです。

oVirtで扱う3つのストレージタイプとその特徴ついて把握しておきましょう。


例題作成者

株式会社デージーネット OSS研究室 大野 公善

ページトップへ