LinuCで証明できるレベル

LinuCは技術領域や難易度により4つのレベルに分かれています。レベルごとに求められるスキルと知識が明確に定義されており、エンジニアはステップを踏んで着実に実践力を高めていくことができます。

LinuCレベル1

物理/仮想Linuxサーバーの操作と運用

仮想環境を含むLinuxシステムの基本操作とシステム管理が行える技術者として認定されます。

該当試験

101試験 / 102試験

※LinuCレベル1の認定を取得するためには、101試験と102試験の両方に合格する必要があります。

勉強期間目安
1か月~3か月程度(初めての方の場合の目安)

LinuCレベル2

仮想マシン・コンテナを含むLinuxシステム、ネットワークの設計・構築

仮想環境を含むLinuxのシステム設計、ネットワーク構築において、アーキテクチャに基づいた設計、導入、保守、問題解決ができるエンジニアとして認定されます。

該当試験

201試験 / 202試験

※LinuCレベル2の認定を取得するためには、「有意なLinuCレベル1の認定」を保有し、かつ、201試験と202試験の両方に合格する必要があります。

勉強期間目安
3か月~半年程度(初めての方の場合の目安)

LinuCレベル3

エンタープライズレベルのシステムを構築するためのスペシャリスト

プラットフォーム
スペシャリスト

柔軟かつ高可用なLinuxシステムを構築・運用できるスペシャリストとして認定されます。
仮想化や自動化による柔軟性と冗長化や負荷分散による可用性を備えたプラットフォームをLinux/OSSで構築・運用できるスペシャリストとして認定されます。

該当試験

3PS試験

セキュリティスペシャリスト

Linuxシステムのセキュリティ実装から運用まで一貫して対応できるセキュリティエンジニアとしての高度な能力を有するスペシャリストとして認定されます。

該当試験

3SS試験

※LinuCレベル3の認定を取得するためには、「有意なLinuCレベル2」を保有し、かつ、3PS試験、または3SS試験のいずれかひとつに合格する必要があります。

※LinuCレベル3(300/303/304)試験の受験期間は、2026年11月30日までとなります。

勉強期間目安
半年~1年程度(初めての方の場合の目安)

LinuCレベル4
システムアーキテクト

ITプロジェクトを成功に導く上級エンジニアの証明

Linux の大規模なシステムのライフサイクル全体を俯瞰し、最適なアーキテクチャを設計・構築できるプレイングシステムアーキテクトとして認定されます。

※LinuCレベル4システムアーキテクトに認定されるためには、「有意なLinuCレベル2」を保有し、かつ、4SA01試験と4SA02試験の両方に合格する必要があります。

勉強期間目安
半年~1年程度(初めての方の場合の目安)
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