LinuCシステムアーキテクト

LinuC-SA

ITプロジェクトを成功に導く上級エンジニアの証明

LinuCシステムアーキテクトは、オンプレ/クラウド、物理/仮想化を含むLinuxの大規模システムのライフサイクル全体を俯瞰し、柔軟かつ拡張可能なアーキテクチャを設計・構築ができる「プレイングシステムアーキテクト」としての能力を認定します。
以下の知識と技術を持つことの裏付けとなります。

  • 分散システムの処理構造について、典型的なパターンの特長を理解し使い分けられる。
  • プラットフォーム/ミドルウェア/ネットワーク/ストレージについて、Linux/OSSによる具体的な構成を決定し構築・設定でき、クラウドサービスの機能を用いたりリソースを動的に確保するなどの構成も必要に応じて選択できる。
  • 非機能要件のそれぞれを実現するための要素技術を理解し、 Linux/OSSにより実践できる。また、クラウドネイティブな設計アプローチや開発手法を理解し、システムに採り入れられる。
  • 安定稼働と継続的開発を見据えた監視やテスト体制を設計し、また運用中のトラブル対応を主導できる。

こんな職種に

  • ロー/ミドルレベルのインフラエンジニアで (スペシャリティではなく)、アーキテクトを目指す人
  • ミドルレベルのアプリケーションエンジニアで、アーキテクトを目指す人

試験開発協力者

LinuCシステムアーキテクトは、こちらの方々の協力により作成されました。

【試験開発協力者 特別座談会】
システムの設計・開発・運用までをトータルに管理できる1ランク上の実力を持ったエンジニアを育てたい

LinuCシステムアーキテクト試験の開発に実際に協力してくれた方々から、LinuCシステムアーキテクト試験の魅力などについて語っていただきました。

LinuCシステムアーキテクトのスキルレベル

ITスキル標準(ITSS)の「レベル4」相当の技術力を認定します。
「レベル4」の人材は、プロフェッショナルとしてスキルの専門分野を確立し、自らのスキルを活用することによって独力で業務上の課題の発見と解決をリードでき、社内においてプロフェッショナルとして求められる経験の知識化とその応用(後進育成)に貢献できるハイレベルのプレーヤーとして定義されています。

*ITスキル標準(ITSS)は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が策定する各種IT関連サービスの提供に必要とされる能力を明確化・体系化した指標です。

認定名
LinuC System Architect / LinuC システムアーキテクト
試験の正式名称
SA01試験:LinuC System Architect Exam SA01
SA02試験:LinuC System Architect Exam SA02
認定証表示名
LinuC System Architect Certification
カタログ
カタログ見本
ダウンロード
認定証
認定証は一般社団法人EDUCOが認定し発行します。受験後、約3週間でお手元に届きます。

※4週間経っても届かない場合は、LPI-Japan事務局までご連絡ください。

PDFは下記の方法でダウンロードできます。
1.受験者マイページにログイン
2.「認定証明▼ 」>「認定証PDF」 をクリック
認定証のサンプル
認定カードのサンプル
認定者ロゴ
名刺等に認定者ロゴや認定名を印刷することができます。
表示例
表示名の詳細とダウンロード
*Linkedinのプロフィールで認定取得をアピールする方法はこちら
試験概要
試験開発協力者
インタビュー動画
受験の前提条件 受験のための実務経験や前提資格保有条件はありません。
「有意なLinuCレベル2の認定」を持たずに LinuCシステムアーキテクトの2試験に合格した場合、その時点では認定されませんが、レベル2認定を取得した時点で LinuCシステムアーキテクト認定を取得できます。
試験実施言語 日本語のみ
受験費用

1試験あたり27,500円(税込)です。
LinuCシステムアーキテクト認定を取得するにはSA01試験とSA02試験の両方の試験に合格する必要があります。

※受験チケット(バウチャー)は、決済完了の確認ができ次第、5営業日程でEメールにてお送りいたします。

受験チケットを一括購入する場合、割引制度を適用いたします。

試験実施方式

試験方式はコンピュータベーストテスト(CBT)です。マウスによる選択方式がほとんどですが、キーボード入力問題も多少出題される場合があります。実技や面接はありません。

※CBTの詳細は試験配信会社(テストセンター)「ピアソンVUE」までお問い合わせください。

※団体受験用にペーパーテスト(PBT)もございます。

問題数 約40問/1試験
試験時間 90分(※)
※試験後の簡単なアンケートに5分の時間を要しますので、試験問題を解く時間は実質「85分」です。
出題範囲 SA01試験の出題範囲
SA02試験の出題範囲
日時・会場 受験会場は、全国各地の試験センターでの受験か、自宅や職場からのオンライン受験(OnVUE受験)のどちらかを選ぶことができます。
 日時は基本的にはご都合の良い日時をお選びいただけますが、テストセンター受験とOnVUE受験のいずれにおいても予約の空き状況次第となりますので、ご注意ください。
なお、OnVUE受験の場合は受験環境の確認などが必要となりますので、あらかじめ準備内容をご確認ください。
認定要件

「有意なLinuCレベル2の認定」を持ち、かつ、「SA01試験」と「SA02試験」の両方に合格するとLinuCシステムアーキテクトに認定されます。受験する順番はどちらからでも構いません。
「有意なLinuCレベル2の認定」を持たずに LinuCシステムアーキテクトの2試験に合格した場合、その時点では認定されませんが、レベル2認定を取得した時点で LinuCシステムアーキテクト認定を取得できます。

※認定されるためには2試験(SA01試験と SA02試験)を5年以内に合格する必要があります。

合否結果

テストセンターで受験をした場合は、全ての問題を回答し終えて「テスト終了」ボタンを押すとその場でテスト結果が表示されます。
オンライン試験(OnVUE試験)で受験した場合は、試験終了後に受験者ご自身のピアソンVUEのページにログインすることで確認できます。

ペーパーテスト(PBT)の場合には、数週間後に郵送などの方法で結果をお知らせします。

学習期間目安 一般的な学習期間の目安としては、半年~1年程度です。
確認できるスキルレベル

決められた要件に基づいて処理方式から具体的な実装までそれぞれの抽象度で設計ができ、実際に動くシステムを構築できる「プレイイングシステムアーキテクト」としての能力を認定する。

  • システムのアーキテクチャ (分散システムの処理構造) について、主要なパターンの特長を理解し使い分けることができる。
  • プラットフォーム/ミドルウェア/ネットワーク/ストレージについて、 Linux/OSSによる具体的な構成を決定し、構築・設定できる。クラウド基盤を用いて動的にリソースを確保するシステム構成を含む。
  • 非機能要件 (可用性、性能・拡張性、セキュリティ、運用性・保守性) のそれぞれを実現するための要素技術を理解し、 Linux/OSSにより実践できる。また、クラウドネイティブな設計アプローチや開発手法を理解し、システムに採り入れることができる。
  • 安定稼働と継続的開発を見据えた運用監視やテスト・デプロイの体制を設計し、また、運用中のトラブル対応を主導できる。
例題 サンプル問題・例題解説
研修機関・学校 LPI-Japanアカデミック認定校
学習教材 LinuCシステムアーキテクト参考教材
受験における事前確認事項
試験別の有効期限 LinuCシステムアーキテクトに認定されるためには、SA01試験と SA02試験の両方の試験を5年以内に合格する必要があります。
詳しくは「試験別の有効期限」をご覧ください。
有意性の期限 認定には有効期限はありませんが、「有意性の期限」があります。認定の有意性を維持するためには「認定日から5年以内」に再認定が必要です。または保有する認定レベルより上位の認定を5年以内に取得する必要があります。
詳しくは「再認定ポリシー(有意性の期限)」をご覧ください。
再受験ポリシー LinuCの再受験ポリシーは不合格の場合のみ適用されます。合格時は再受験ポリシーの対象外となります。
1回目の受験で不合格の場合に、LinuCの同一科目を受験する際、2回目の受験については、受験日の翌日から起算して7日目以降(土日含む)より可能となります。
受験前に必ず「再受験ポリシー」をご確認ください。
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