LinuCレベル3

エンタープライズレベルのシステムを構築するための専門技術力の証明

ITインフラの柔軟性と可用性の向上、新たな脅威への対応には
高度な専門スキルを備えたスペシャリストが不可欠

クラウド、仮想化、コンテナなどの基盤技術が一般化し、システムは“構築して終わり”から“継続運用・改善するプラットフォーム”へと進化しました。同時に、攻撃面の拡大と脅威の高度化により、基盤設計の初期段階からのセキュリティ組込みが不可欠になっています。

にもかかわらず、システムの全体像を広く把握したうえで課題解決し設計・運用できる高度人材は慢性的に不足しており、企業の成長やビジネスの差別化を阻む深刻な課題になっています。

LinuCレベル3は、Linux/OSSを核に“強い基盤”と“強い防御”を担う実践人材の成長と育成に貢献するスペシャリスト認定です。エンタープライズレベルのLinuxシステムを構築するために必要となる高度なスキルを客観的に可視化する指標として、次の2つの認定試験があります。

  

本件に関するプレスリリースはこちら

柔軟かつ高可用なLinuxシステムを構築・運用
できるスペシャリストの証明
認定名
LinuCレベル3 プラットフォームスペシャリスト
試験名
3PS試験
確認できるスキルレベル
  • 仮想化技術を活用し、高性能でセキュアな仮想マシン環境とプラットフォームを構築できる。
  • ネットワーク構成とストレージ管理を組み合わせた分散・クラスタ環境を実装できる。
  • コンテナ技術を活用し、効率的なアプリケーション実行環境を構築・管理できる。
  • システム性能要件や運用データに基づいて、Linux のパフォーマンスチューニングができる。
  • ロードバランシングやアクティブスタンバイ構成により、業務継続性を実現するプラットフォームを構築できる。
  • プラットフォームの効率的な構築・運用のための IaC、継続的デプロイ、監視及びバックアップの仕組みを導入できる。
受験の条件
受験のための実務経験や前提資格保有条件はありません。
認定の条件
有意なLinuCレベル2認定を保有しかつ3PS試験に合格すること。
試験実施言語
日本語
詳細はこちら
セキュアなLinuxシステムを構築・運用
できるスペシャリストの証明
認定名
LinuCレベル3 セキュリティスペシャリスト
試験名
3SS試験
確認できるスキルレベル
  • ユーザーやサービスに必要最小限の権限のみを付与し、セキュアな Linux 環境を構築できる。
  • Linux システムの保護機能を設定し、セキュリティ監査を継続的に実施できる。
  • 仮想マシンやコンテナなどの抽象化層を含むようなシステムにおいて各層を漏れなく堅牢化したセキュアインフラを作れる。
  • DNS、Web、メールなどの基盤サービスをセキュアプロトコルで実装できる。
  • 社内向けのユーザ管理、および顧客向け Web サービスなどの認証認可基盤を実装できる。
  • 攻撃手法を理解し、その予防・検知を実現できる。セキュリティ診断ができる。
受験の条件
受験のための実務経験や前提資格保有条件はありません。
認定の条件
有意なLinuCレベル2認定を保有しかつ3SS試験に合格すること。
試験実施言語
日本語
詳細はこちら

LinuCレベル3(300/303/304)試験の受験期間は、2026年11月30日までとなります。

LinuCレベル3 Mixed Environment
(300試験)

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LinuCレベル3 Security
(303試験)

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LinuCレベル3 Virtualization & High Availability
(304試験)

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